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2008年08月08日

地域コミュニティ

小さい子どもを抱えている母親同士、話し込むとそれはそれは長くなる。子どもや兄弟の間の悩み、義理の親との関係、地域での悩み、エトセトラ、エトセトラ・・・とくに第1子の時にはそういった話で盛り上がり、ストレスを発散できた。女はただ、聞いて、同調してくれる友達さえいれば満ち足りるのだ。だが、その後私は第3子を産み、なんと第4子も産もうとしている。近頃は、そういった悩みを語ることにも飽きてきて、聞くのもとても退屈になってきた。そうだよね、と同調をすることはいくらでもできる。体験談も豊富だ。けれど、子育て談義は、心の底から満ちたりて楽しく話すことができる話題ではなくなってきた。それで、何を話して楽しいかというと、自営でやっている仕事の悩みや、見つけた良書やいい材料のこと、映画や雑誌のことなどである。仕事・趣味系の話題である。どうやら、私の脳は育児期を少し過ぎてきてしまったらしい。

保育園や小学校の保護者を見回しても、育児期の人と、卒業組とは、少し会話をすればはっきりと区別がつく。ベビースリングを巻いて、お散歩スタイルをしていても、それが第3子であって心はとっくに育児期を卒業している人もいるし、子どもが小学校に上がってもバリバリ育児系の人もいる。どちらがどうということもない、自分の興味の赴くままに生きていけばよいことだと思うが、ああ、こうやって年を取っていくのだなあ、と物思いにふけったりもするのである。

さて、育児という話題を共通にすれば、保育園でも学校でも、たくさんの友人ができ、輪も広がる。しかし、仕事や趣味を軸に付き合いをしていこうとなると、格段にその範囲は狭くなってしまう。ディープな好みや特殊な仕事では、インターネット上の「mixi」ならともかく、地域コミュニティで作れる友達の輪はないと考えていいだろう。やはり、家族、家庭という、みんなと同じものを大切に、じっとみつめて大切にしていかないと、定年後の企業戦士のように孤立してしまうだろう。そう自戒し、生活をいとおしんでいこうと思う。

投稿者 shoishoi : 2008年08月08日 19:26

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