2008年07月25日

マタニティ・ブルー

マタニティー・ブルーという穴を知っていますか?出産直後の昨日はハイで寝られなかったのだけど、今日は超ブルーで寝られなかった。いきなり来た穴に自分でもびっくりしながら、今日も長い夜。
 産院は、看護婦さんや、部屋の清掃など、いつでも遠慮なしに人が入ってくる。(当たり前だ)隣のシャワートイレの音やお産が始まったのに長くLDRに入っている人のことまで気になって仕方がない。うつ状態とてもいうような感覚。

 一人目のお産もここ。この辺では有名で、全国紙にも載ったような、ちょっと先進的な産院です。自然分娩主体で、院長はカウンセリングマインドの持ち主です。それは相変わらずでよかったんだけど、入院について言えば、一人目のときは部屋の豪華さや食事の立派さに感動。夫も泊まっていって、楽しさいっぱい、って感じだったんだけど、2度目の入院は、部屋も家のほうが落ち着くぜーとか、食事も塩分とカロリーが高そうで味もそんなになあ・・・。と感動もない。私は、贅沢になったのでしょうか?

 マタニティ・ブルー。一人目のときは産後一ヶ月くらいのときにじわじわきたような。第二子の今は産後翌日。おかしなものだ。きっと、出産時の痛みやショックを和らげるために脳から出ていた麻薬物質がぱーっと引いていってその後遺症なんだな、とそう思えてならない。ドラックなどやったことないがそう断言できる。これは禁断症状に違いない。お産前後はマタニティ・ブルートという、合法的ドラッグに悪酔いしないように注意したいものです。

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2008年07月20日

出産の想い出

陣痛とともに、朝早く目覚めた。あわてて入院グッズをそろえ、
朝ごはんなどを食べて、産院へ。陣痛らしきものがはじまってから3時間以上たっていて痛みも規則的に5分間間隔になってきている。

 痛いのだけど、なぜか、子宮口が開いているなあと思うとよしよし、とうれしい気持ちになる。上の子もいるし、しっかりしないと、という気持ちもあったと思う。上の子は、陣痛のがしには大変な功労者だった。産院でLDRに入ったのが午前11時で、3時半にはベビーが来た。

 途中、助産婦さんが手を突っ込んで子宮口の開きを見たり、赤ちゃんの位置を探ったりしている。さすがに子宮口がどれくらい開いているかなんて私には分からない。だけど、赤ちゃんがお腹の上のほうをかかとでけって下のほうに進もうとしている感じはよく分かった。

からだを半分ひねって向きを変えたり、お腹が変形していくのでよく姿が見えた。いいかげんいきんだところで呼吸を短くしろと指示されたので、これは頭が出かかって、会陰を保護しているに違いないと気づき、今度は、絶対にはさみは入れてほしくない!との一心で、 必死に犬の呼吸に。

ずるん、と赤ちゃんの出たときの爽快さ。胸の上に胎脂いっぱいの赤ちゃんが乗って、このときだけは、周りの人も家族も時計もなんにも見えなかった。おかげで、胎盤もへその緒もさっさと片付けられて、見るのを忘れたのが残念。

二人目は出産が早いとかいうけど、体の順応性もそうだけど、出産を最後までイメージできるというのは大きいでしょうね。雑誌や出産本はとても親切だけど、実感としては分からないし、お産が始まったらそんなこと忘れてしまう。一人目のときはお産がどう進行していくか、不安のなかに置き去り状態に思えました。痛みって、ほんとに人を孤独にさせるよね。立ち会ってくれた夫や子ども、腕利きなスタッフにも感謝です。

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2008年07月05日

風邪をひいた

風邪をひいた子どもたちを病院に連れて行く。今は育児休暇中で保育園にも行っていないし、まあ熱くらい出して病原菌とたたかっていてもいいように思ったのだけど、さすがに0歳児はこじらせて肺炎とかやばそうなので、見てもらいに行く。

肺などには異常なし。流行の風邪。それだけで安心する。そして、案の定抗生物質をどかん、と渡される。保育園に明日も行かねばならないときは、これも宝に見える。けど、ちょっとたちどまってみれば。目やには目やにが出るだけの理由が、鼻水くんにもそれだけの理由があるんだろうと思われてきて、症状を抑えて、代わりに病原菌を殺してあげて、そんなことでいいんか、と思ってみたり・・・幸い病状は落ち着いてきているようなので服薬せずに過ごす。もしかしたらそれでは行った意味がないのかな??

おかげさまで乳幼児は医療費が全額公費負担なので薬の代金も払わなくてよい。だけど、お金の問題だけじゃなくて、薬も貴重な自然の原材料からなっている。飲まない薬はどんどん捨てているけどそれでいいんだろうか?

インフルエンザワクチンも躍起になって予約を入れて打っているけれど、かかってしまうときはかかってしまうし、意味があるのだろうか。風邪なんかにかからない丈夫な体に育つように日々心がけて生きたいのですが、なかなかそうとばかりはいかない内日・・・。

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2008年07月03日

ワルなやつ

病院の待合室で、ワルなやつを見つけた。2歳くらいのおじょうちゃん。待合中のあらゆる人に、なついて、次の瞬間には嫌われている。かばんを空けて中身を出したり、読んでいた本を投げ飛ばしたり、
突然ちびっこをつきとばしたり。誰にでもついていき、何処へでも飛んでいく。2歳児の耳のピアス、茶髪。遠くで見て見ぬふりのかあちゃん。っていうか、ほんとに見てないようだったので、一発かましてみたけど、効果なし。やさしそうな別のお母さんのところでこんどはいたずら。また別の子を突き飛ばすが、ちかくに母はいない。やさしそうな仮ママが、なぜかあやまっているよ・・・

母ちゃんは妹を連れて大学病院に来ている。1さいくらいだけど、たぶんもっとずっと小さいときに大きな手術をして、そしてこれからもえんえんと、経過観察という、長い心配のトンネルをくぐって行くのだ。見かけ、跡のはっきり分かる顔の傷と、もっとややこしい中身のはなし。大学の先生だから、講義まで加え、説明してくれる。

大学生みたいなのもいっしょにやってきて、写真を撮ったりされる。
予約、待ち時間、入院、エトセトラ、エトセトラ。磨り減るだろう。いやになるだろう。上の子はさみしいだろう。私の下の息子も9時の予約で10時に見てもらえた。ひとつぶ、しんぱいのたねがあるために、半年おきの診察。1時間待ちのわりに、問診と栄養指導のみ。
待ちくたびれても文句も言わない上の子に紙パックのジュースを与えたら、その空き箱を見た先生に、栄養指導チェックを入れられる。
ばかやろう。じゃなくて、すみません。でも半年後は、水筒とお菓子と本でももってきていらいらしなくてすむようにしたいとおもいました。

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2008年06月25日

妊娠線は消える

妊娠線とは、妊娠中におなかの皮が伸びるときに出来てしまう皮膚の亀裂のような筋のことだが、妊娠線は完全には消えない、というのが諸説では定説のようである。ママ向け雑誌・書籍を今までに何冊読んだか。

 「完全には消えません・・・」女性にとって、傷跡が残るということはとても悲しいこと。恐怖のあまり、2回の妊娠では妊娠線予防クリームを2本ずつ使用。だいたい一本目がなくなるころには8ヶ月、9ヶ月と妊娠後期だったりしてちょっと迷うんだけど、背に腹は変えられなくて買ってしまう。ベビーローションや、ホホバオイルなどの植物オイルで代用してしまうという方法もあるとか。

 おかげで、2回の妊娠では線はできずに済んだが、それは子どもがどういう格好で納まっていたのか、お腹がさっぱり大きくならなかったことが理由でもあり、妊娠中は、「回りに気づかれずにトイレで生んじゃうなんて人いるのかと思ったけど、あなた見てると納得だわー」なんて言われたりして。

 それはさておき。寺門琢己の新刊『かわいいお肌BOOK』大和書院によると、妊娠腺は消えるんです。仙骨という部位をあたため、黄体ホルモンを分泌させると肉われ部分に血管が伸びて細胞が再生し、「線がすっかり消える」そう。ここまで「消える」と言い切った書籍はこれまで他に見たことがなく、感激する。他にも二重あごや敏感肌、しわなどの気になるレシピがいっぱい。琢己先生はいつもうれしいことを言ってくれるので、お気に入りで、いろんな知り合いにもオススメの1冊である。

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2008年06月16日

産後の1ヶ月検診

残った仕事や家事ををあわてて片付けていたら、あやうく、産後の1ヶ月検診の時間を忘れそうになる。しかし検診者の中では一番乗りでほっとする。親子ともに異常なしのお墨付きをもらう。私も子宮も戻り、悪露もないので、「お風呂もいいですよ」と言われる。我慢できなくてとっくの昔から入っていたけどね。クーハンやスリングに包まれたほわほわの生後1ヶ月児たち。1ヶ月にしてそれぞれ個性的だ。髪の色や長さ、表情、みんなちがうけど、同じように天使のはねがはえているようなかわいらしさだ。

 同じ検診を受けに来たお母さんで看護婦さんに質問はありませんかと聞かれて、「産後1ヶ月になると、性生活はどうなんでしょう、いいんでしょうか?」と聞いている人がいた。看護婦さんは「気分や体調がよければかまいませんよ」と言っているが、お母さんは「悪露(おろ)もあるし、だめですよねー・・・だめって言ってください!なんか、(だんなが)まちわびてるみたいでー。断る理由を見つけないと、 きょうも、どうだった?って聞かれるとおもうんですよー。」と食い下がってしまいにはけらけら笑っていてすごくかわいい奥さんがいた。魅力的な奥さんで大事にされてそうで、幸せを分けてもらったような気分になる。

その場で居合わせた母たちも大笑い。その話題で盛り上がりかけたんだけど、ミルクの販売促進係りのお姉さんが宣伝にやってきて中断される。空気読めよなあ。
どうでしょう、シャワーも読書も性生活も、産後のひだちが・・・などと制限されるとつい無視したくなる天邪鬼な私です。

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2008年06月13日

乳幼児が対象の定期健診

市の検診へ行く。乳幼児が対象の定期健診だ。成長は、順調。
ほかのベビーと比べても見劣りのしない、りっぱな社長、いや、赤ちゃんだ。
母親への問診で、授乳の回数や離乳食の開始などのほかに
「子育ては楽しいですか」
と聞かれたので、笑顔で「はい」と答えた。ちょっとドキドキする。照れるような困るような質問だなあ・・・保健士さんはシートの「はい」のところに丸をつける。自然に振舞わないとノイローゼか虐待かと思われそう?いや、そうおもうこと自体が自分は怪しいか?などなどの考えが頭をぐるぐるとしてしまう。嘘発見器があったらきっとおかしな動きをするに違いない。

とにかく心の中では「子育て?フツーだよ。そこに子どもがいるからやってんだよー」と思う私。「子育てしてる私素敵、最高!」なんてお母さんいるんだろうか。それは雑誌の表紙のようなイメージでは?子育てを嫌になりはしないけど、面倒なことも汚いことも、思い通りにならないことも、人間修行と思って、かわいい笑顔にだまされて仕方なしにやっているっていうのが実は本音です。トータルすれば、「楽しい」に属するかもというところです。

「子育ては楽しいですか」という質問、「生きていることはすばらしいですか」「女に生まれてよかったですか」そういう質問と同じだと思うんだけど、どうかな。友達とゆっくり話すにはいいフリだけど、問診で3分以内で話す内容ではないよな。やれやれ。保健士さん、いっしょにお茶でもしません?

コラーゲンドリンクでもおごりますよー。取り寄せていて、おアhだつやつやになってきています。


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2008年06月08日

出産の痛み

出産の痛みについては、高校生くらいのころからか、まるで都市伝説のように女子の間でひそひそと語りささやかれ、聞いていた。
「まるでそれは鼻の穴からスイカがでてくるようなものだ」あるいは「男には耐えられず死んでしまうような激痛だ」等等。その前評判のおかげで出産をためらう人もいて、恐怖やショックを本当に回避したい事情の人は医療技術による無痛分娩を選択するというケースもあると聞く。
自分の初産の時にはあまりそういうネガティブな情報は耳に入れないことにしているつもりだったが、やはりどこまで強くなるか計り知れない陣痛の強さには驚き、「ああ、もういい、ごめんなさい」などとわけの分らない心の叫びを上げていたように記憶している。
いよいよという時に巻き付ける腹ベルト状の、陣痛計というものがある。機械で赤ちゃんの心音と陣痛の強さを計測するものだが、陣痛の強さはなんと読むのかUAという数値で表される。UAが大きく、強く波打たないといい陣痛とはいわない。自分にとっては人生最高潮に痛いのに「微弱な」陣痛だと冷酷にも判定してしまうクールなマシンだ。本当に、人間は恐怖や感覚という、感情に左右されてしまうちっぽけな存在なのだなあと感じる。
結論から言うと、その痛みは結局終えてみるとなんということはないのだ。脳内からは(きっと)麻酔物質がドンドン出てきており、赤ん坊を抱いたとたんに痛みと幸福がチャラになる。2度目、3度目の出産になってくると痛いのか快感なのか区別が付かなくなってくる。無駄な知識におののくよりも、内側からの感覚をオープンにして臨むことが楽しいお産の秘訣である。

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